アートにエールを!について今感じること

 今回、アートにエールを!に登録して、6/12までに企画応募するのですが、改めて調べていく中で、色々とすっきりしない点があるなぁ、と感じます。同じように感じる仕事仲間もいれば、全く何も引っかからない仕事仲間もいそうですが。

 

いくつかすっきりしない点がありますが、今日はこれだけにします。

 

・対象者である『プロフェッショナルの定義』や『コロナ自粛による影響で活動を休止しているアーティスト』の選別はどのように判断しているのか。

(※以下募集要項引用)

 

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、活動を自粛せざるを得ないプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ等で、以下の要件を全て満たす方(個人または10名以内のグループ)

  • ア 以下の領域で活動していること
    • (ア)分野
      音楽、演劇、舞踊、美術、映像、写真、伝統芸能、複合(核となる分野を特定できない芸術活動)等
    • (イ)職種
      音楽家、俳優、舞踊・舞踏家、美術家、カメラマン、伝統芸能実演家、演出家、脚本家、舞台監督、照明家、音響家、舞台美術家、制作者、キュレーター、メイクアップアーティスト、舞台衣装家、その他アートワーク、クリエーションに関わるプロフェッショナル
  • イ 過去1年以上継続して、プロフェッショナル(主に芸術文化活動に係る収入により生計を維持している者で、不特定多数の観客に対し対価を得て公演・展示等を行う者及び当該公演・展示等の制作に携わっている者)として芸術文化活動を行っていること
  • ウ 都内居住者又は都内を主な活動拠点にしていること(自身が関わる公演・展示等の活動の過半が都内で行なわれていること)

 

 個人登録時に『出演舞台』や『受賞歷』『自粛をせざるをえなくなったイベント』などを書く項があったが、300字程度の文面で書くだけで確かな裏付けもいらない。これだと、コロナ自粛中には本当はイベントがないけど、さもイベントがあったと書くことくらい容易にできそうだ。他にも、アートで主な生計を立ているプロフェッショナルとあるが、これもどう選別するのか?文面だけではいくらでも誇張できてしまいそうに思う。アルバイトが主な収入であっても特に昨年の収支を示す書面を出す必要もなそうだし。アート業は休業しても他の仕事ができている人の場合は、本当に自粛をしてほぼ無収入で耐えているアーティストとは状況も違うとも感じる。

個人登録さえできれば、グループとして複数で企画応募に参加できるシステム。(代表が応募するため)しかも作品一つにつきいくらではなく、一人あたり10万円の支払いがあるとのことだし、対象者かどうか怪しい者であれ、とりあえず参加すればお金が手に入るから参加する人がいるのは安易に想像できる。それをどのように見極めるのか?先日、持続化給付金を申請し入金までに至ったが、とても大変な量とは言わないが、それなりに必要書類だったり身分証明書が必要でなかなか神経は使ったことと比較すると『う〜ん、すっきりしない。』と感じてしまう。こう感じるのは自分だけだろうか。必要な提出があるならいくらでも提出するし、それでもし自分が対象者でないならさっさと企画応募もやめようかと思うが、6/12まで企画応募ができるため、もうしばらくは確かな情報収集が必要そうだ。Kento