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引越し

昨日は、朝から友人の引越しを手伝った。以前、アルバイトをしていた頃の友人で、都内の一人暮らしを引き払い、実家の静岡に帰るというなかなかハードな行程。レンタカーはニコニコレンタカーで借りたので、さっそく朝の8時頃ハイエースをピックアップ。運転はかなり久々だったが、以前自分の引越しの際にも引越し業者は頼まず、ハイエースで荷物を移動した経験があったから、特に問題がなかった。実は、引越し前夜も友人宅で仕分け作業や処分品の受け渡しなどで深夜になってしまい、寝不足気味だった。当日は朝10時に都内の引き払い先に到着し、さっそくハイエースへ積み込みスタート。しかし、部屋が4階にある為、いちいち往復がきつい。足腰、荷物や段ボールを持つ二の腕や上腕、背筋がまんべんなく痛めつけられた。特に大きな荷物は二人で運ぶ。初めは何往復目と数えていたが、18往復から先は数えるのを諦め、(先は長い。無心になれ。)と考えるのをやめた。途中休憩を挟み五時間。積み込み終了。Tシャツは汗まみれ、もはや、握力はほとんど残っていなかった。

ハイエース荷台

すでに夕方の3時を回ってしまっていたが、ようやく静岡に向けて出発。東名高速を使い、友人の実家を目指す。高速は全く混んでなく、なんとも快適。当初の目標を大幅に巻いて、2時間20分ほど。そして、すぐに荷出しを行った。今度は一階にそのまま運べばいいだけだったから、なんとも楽な作業だった。サクッと7時には終了。まだ、明るかった。空っぽのハイエース。

友人のお母さまは80歳過ぎでご高齢なのもあり、少し耳が遠かった様子だったが、いろいろとお話できて癒された。なによりも笑顔がチャーミングでお話をしているだけで元気をもらえた。友人とも別れて7時半には帰路に向け出発し、9時半帰宅。なんとジャスト2時間。片道150キロ超の道のりだったが、高速がかなり空いていたとはいえ、これには驚きだった。大変な1日だったが、友人からも感謝もされたし手伝ってよかった。この日の収穫は、全身隅々までのハードトレーニング、空間把握能力を鍛えられたハイエースへの積荷、静岡某町までの最速記録、そして、素敵なお母さまのチャーミングな笑顔であった。